猿田彦(さるたひこ)※天狗

SARUTAHIKO

猿田彦(さるたひこ)のお面は、日本神話に登場する神・猿田彦命(さるたひこのみこと)をかたどった伝統的な面です。天孫降臨の際、天照大神の命を受けて地上を導いた「道案内の神」として知られ、鼻が高く、顔が赤く描かれることが多いのが特徴です。

神楽や民俗芸能においては、道を開き、厄を払い、福を招く神として演じられ、多くの人々に信仰されています。このお面は、そうした猿田彦命の霊力を象徴し、土地の守り神としても大切に扱われてきました。